仕事って何ですか?

あなたにとって仕事って何ですか?会社に勤めているから、会社の指示で行う事が仕事と言う人もいるでしょうし、育休中なので子供の世話をするのが仕事と言う人もいるでしょう。もしかすると、学生なので勉強が仕事と言う方もいるかもしれません。

本当にそれは仕事なのでしょうか?仕事とはいったい何なのでしょうか?

働かざる者、食うべからず

昔から「働かざる者、食うべからず」という言葉があります。元を正せば、新約聖書に載っている「働こうとしない者は、食べることもしてはならない」と言う一説が変化したものです。

ここで言う「働こうとしない者」は「働けるのに働こうとしない者」という意味があります。そう解釈しなければ、赤ちゃんや障がい者は食べる権利が無いことになってしまいます。

でも一方で「赤ちゃんは泣くのが仕事」とか「学生は勉強が仕事」と言う表現を使用するときもあります。そういう意味では、赤ちゃんも子供も仕事をしていると解釈することができます。

でも、疑問に思うのです。世の中には「泣けない赤ちゃん」もいるし「勉強がしたくてもできない学生」もいるわけです。これでは、言葉の意味がループしてしまいます。個人的にですが…こういう時は解に行きつけていないことが多いです。「鶏が先か卵が先か」ですね。人はだいたいこれに行きつくと思考を止めてしまいます。(残念ですし、もったいないです)

我々が生きるためにしなければならないこと

結論を先に書きました。当たり前と言われてしまうかもしれません。でも、当たり前だからこそ気付けていないのだと思います。仕事とは「我々が生きるためにしなければならないこと」なのです。

平穏な一日を振り返ってみてください。朝目が覚めたら、朝ご飯を食べる、トイレにも行くでしょう。昼頃おなかが空いてきて、お昼ご飯を食べます。夕飯も食べます。そして寝ます。そりゃそうだと思うかもしれませんが…これだけではありません。

ご飯を食べるためには作る必要があります。作るためには材料を手に入れる必要があります。材料は自分で作りますか?それともお金で買いますか?お金で買うなら、お金を手に入れる必要もあります。お金はどうやって手に入れますか?会社勤めや個人事業主だけではありません。ついこと前までブロガーと言う言葉があったかと思えば、今はきづけてYoutuberと言う言葉が出てきました。

子供づくりはどうでしょう?生きるために必要ないですか?自分のことしか考えていませんか?「我々」が生き残るためには「子孫」を残さなければなりません。子供づくりも子供が大人になるまで支えるのも、必要なことです。

そんなことを言ったら不要な物なんてないのではないか?と思う方もいるかもしれません。そうでしょうか?タバコはどうでしょう?私はやっとこさ辞めることができました。過度のお酒はどうですか?寿命を縮めるようなことは、不要ではないでしょうか?

まだあります。過度な貯金や過度な収入はどうでしょう?色々言い分はありそうですが…もちろん使い方にもよるかと思います。しかし、適切な使い方ができているでしょうか?

男は仕事・女は家庭

かなり時代遅れな言葉ですが、まだまだ見えないところで根強く残っている思想です。でも、前出の定義を当てはめてみてください。旦那さんは適切な収入ですか?必要以上に頑張りすぎていませんか?奥さんはお仕事していないのでしょうか?奥さんもちゃんとお仕事していますよね。

正直、この言葉を使っている時に、私が感じることは「逃げ」です。具体的に、何から逃げているのかは人それぞれでしょう。しかし、会社・家庭に逃げ込んでそれ以外の物を見ないようにしているようにしか思えません。

色々言われそうですねwww。でも、これに反論してしまう人は言ってしまえば「その程度の人」です。例えば、プライドが高すぎて他の人の意見を受け入れられない人、今の家庭環境が不安定で触れないでほしい人、お金に執着している人などは反論したくなるかもしれないですね。

こちらとしては反論大いに結構なのでコメントいただければと思います。皆様の意見を取り込んでより良い考えが導ければと思います。

今を一生懸命に

さて…仕事の定義ができたところで、勘の良い人は気づいたかもしれません。皆さん普段やられていることのほとんどは仕事と言う事になります。より良い人生を生きるための息抜きも、ある意味仕事と捉えても良いのではないでしょうか?

ワークライフバランスなんて言葉がありますが…いった何のバランスをとるのでしょうか?ワークとライフを分けること自体が、何というか…くだらないことに感じ始めます。

ワークライフバランスを考えるならクオリティ・オブ・ライフ(QoL)の向上に努めている方が賢明に感じてしまうのは私だけではないはずです。

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